こんにちは、ぽぽちとぱぴちの飼い主・たらです。
8月1日から3日まで、長野県長和町にある「姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド」へ、2泊3日のキャンプに行ってきました。
メンバーは家族4人と、ポメラニアンのぽぽち・ぱぴち。
今回のキャンプ場選びで最優先したのは、標高でした。真夏に犬を連れて行くとなると、涼しさがそのまま快適さに直結します。ここは標高約1,300m。それだけを理由に予約したと言ってもいいくらいです。
実際に行ってみると、涼しさはもちろんなのですが、それ以外にもいろいろありました。ホタルが飛んでいたり、鹿に出会えたり、2晩つづけて花火が上がったり。かと思えば、荷物運びで汗だくになったり、朝は車の音で起こされたり。
犬連れで高原キャンプを考えている方の参考になればと思い、良かったところも気になったところも書いていきます🏕
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドってどんなところ?
長野県のほぼ中央、小県郡長和町の姫木平にある、2021年オープンのキャンプ場です。
名前のとおり、白樺(ホワイトバーチ)の林に囲まれています。標高は約1,300m。真夏でも過ごしやすい気候です。
サイトは区画サイトとフリーサイトがあり、我が家が使ったのはフリーサイトでした。このフリーサイト、芝生のエリアと木の多い土のエリアに分かれていて、どちらを選ぶかで過ごし方がだいぶ変わります。ここは後でくわしく書きます。
キャンプ場内には「バーチの川」という浅い川が流れていて、子どもが水遊びできます。トイレはウォッシュレット付きで、炊事場や売店もあり、設備で困ることはありませんでした。
ぷぅ〜…(すずしい)

姫木平ホワイトバーチキャンプフィールドの基本情報
料金
我が家は2泊で合計15,000円でした(大人2人+子ども2人+犬2匹)。
内訳は、フリーサイトのハイシーズン料金5,500円×2泊で11,000円、犬2匹分が1,000円×2匹×2泊で4,000円。1泊あたり7,500円ほどですね。
公式の料金設定はこちらです。
- フリーサイト(テント1・タープ1):4,500円/1泊(5名+車1台こみ)※ハイシーズンは5,500円
- 白樺サイト(区画サイト):6,000円/1泊(5名+車1台こみ)※ハイシーズンは7,000円
- ペット:1,000円/1匹・1泊(最大2匹まで)
- 車2台目:1,000円/1台・1泊
- 1名追加:1,000円/1泊(最大2名まで)
- アーリーチェックイン(11時〜):+1,000円/レイトチェックアウト(14時まで):+1,000円(予約状況によります)
チェックインは13時〜17時、チェックアウトは11時です。
くわしくは公式サイトの料金ページをご覧ください。
ペット代が1匹ずつかかるので、多頭飼いの方は計算に入れておくといいと思います
アクセス
- 住所:長野県小県郡長和町大門3515-33
- 中央自動車道 諏訪南IC から車で約45分
- 上信越自動車道 佐久南IC から車で約50分
- 上信越自動車道 坂城IC から車で約60分
予約
予約はキャンプ場予約サイト「なっぷ」から取りました。
▶ 姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド(なっぷ)
料金や営業日は変わることがあるので、最新の情報は予約サイトでご確認ください。
標高1,300m。夏の犬連れには、やっぱり効きました
まずは肝心の涼しさから。
正直に言うと、日中は普通に暑いです。「高原だから涼しい」と思って行くと、少し拍子抜けするかもしれません。
ただ、下界の猛暑とくらべたら全然マシで、木陰に入れば風が抜けていきます。犬たちがハアハアしっぱなしになるようなことはなく、快適に過ごせました。
夜はぐっと冷えて、最低気温は13℃。
念のため冬用の上着を持って行ったのですが、初日はこれが正解でした。しっかり寒かったです。ところが2日目の夜は、上着なしでも平気でした。同じ8月でも日によってムラがあるようです。
「たぶん使わないかな」と思っても、上着は多めに持って行くのがおすすめです
涼しさを目当てに標高の高い場所を選んだので、その狙いは果たせました。夏に犬を連れて行くなら、標高はかなり大事だと思います。

芝生サイトか、林間(土)サイトか

フリーサイトには芝生のエリアと木の多い土のエリアがあります。犬連れだと、ここは結構な分かれ道でした。
我が家が選んだのは芝生サイトです。土だと犬はもちろん、道具まで汚れて後始末が大変になるので。
それぞれの良し悪しはこんな感じでした。
- 芝生サイト:汚れにくく、開放感がある。ただし日が当たるので日中は若干暑い
- 土(林間)サイト:薄暗くて涼しく、木漏れ日が気持ちいい。ただし虫がやや多めで、汚れる
虫も涼しい場所が好きなんでしょうか
汚れをとるか、涼しさをとるか。帰ってからのシャンプーが大変な子を連れている方は、芝生サイトのほうが気楽だと思います。
2泊目は、広い芝生を独り占め
初日はテントがたくさん張られていて、それなりに賑やかでした。
ところが2泊目になると、ほとんど誰もいなくなりました。広い芝生が、まるごと我が家だけの状態です。
これには子どもたちと犬が大喜びでした。ぱぴちはロングリードにつないで、息子と一緒に芝生を走り回っていました。
ぱぴちぱぴーん!!ここぜんぶ、ぱぴのにわ!!
一方のぽぽちは、走り回るタイプではありません。涼しい場所や、子どもたちの膝の上ですやすや眠っていました。同じ家の犬でも、キャンプでの過ごし方はまるで違います。
ぷぅ〜…(ひざのうえがいちばん)
そのうちなぜか、犬用のおもちゃで人間がキャッチボールをはじめるという展開になりました。犬のおもちゃ、大人が投げても意外と楽しいです。
週末をまたいで連泊すると、こういう時間に当たることがあります。1日ずらすだけで景色が変わるのはおもしろいところです。

ホタル、鹿、エゾゼミ。生き物との出会いが濃い
ホタルが飛んでいた

虫の多さには少しまいったのですが(これは後述します)、その代わりというべきか、ホタルが飛んでいました。
1cmくらいの小さいホタルでした。調べてみると「ヘイケボタル」だそう。
普段はまず見られないので、これは嬉しい誤算でした。
むすめ蛍初めてみたー!
運がよければ鹿に会える

鹿は夕暮れどきと明け方に活動するそうで、タイミングが合うと姿を見ることができます。
私は明け方に、鹿の御一行様に遭遇しました。何頭も連れ立って歩いていく姿は、なかなか見られるものではありません。妻は滞在中に1回だけ見たそうです。
ちなみに、よく見るとサイトのあちこちに鹿のフンが落ちています。小さいお子さんや、なんでも口に入れてしまうわんこがいる場合は、少し気にしておくといいかもしれません。
エゾゼミがテントで羽化

今回いちばん印象に残った出会いが、エゾゼミです。
本州の中部より西では標高の高い山地にいるセミで、平地ではまず出会えません。体が黒くて大きく、「ギー」と単調な声で鳴きます。
そのエゾゼミの幼虫が、なんと我が家のテントを登っていました!
どうやら、そこで羽化するつもりだったようです。さすがにテントの上では落ち着かないだろうと思い、近くの木に移してあげました。
セミの羽化なんて、滅多に立ち会えるものではありません。子どもたちにも貴重な経験をさせてあげられそうだ——と、みんな早起きすると張り切って、わくわくしていました。
そして翌朝。
起きたら、もう抜け殻になっていました。
肝心のシーンは、家族全員で丸ごと見逃しました。笑
羽化は夜のうちに終わってしまうようです。次に立ち会えるチャンスがあれば、今度こそ夜更かしします
それでも、羽化しようとしている幼虫を間近で見られただけでも、標高の高い場所ならではの体験でした。
2晩つづけて、山あいから花火が見えた
滞在中、思いがけない出来事がありました。1日目と2日目、両方の夜に花火が上がったのです。
近くの白樺湖あたりで打ち上げていたようで、山あいから花火を眺めるという、なかなか贅沢な時間になりました。この時期の白樺高原は、連日どこかで花火が上がっているみたいです。
ただ、ひとりだけ大変な子がいました。
ぱぴちなにごと!!!
ぱぴちがビビり散らかしていました。
音に敏感な子を連れて行く場合は、この時期の花火の予定を調べておくと心の準備ができると思います。我が家は完全に不意打ちでした。

土曜日はピザ窯が使える

ここはぜひ知っておいてほしいところです。土曜日はピザ窯が使えます。
生地から用意する必要はなく、売店でピザを買うと、その場で焼かせてもらえるという仕組みです。値段は1,000円ほどでした。
焼き上がりまでは2〜3分。ピザ窯で焼くという体験自体がなかなかできないので、子どもたちも喜んでいました。
土曜チェックインなら、設営前の軽食にちょうどいいと思います

お皿を持っていなかったのですが、スタッフの方がピザ用のお皿を用意してくれました。
ピザの焼き方も丁寧にレクチャーしてくれてとっても親切…!
気になったところ
フリーサイトは車の乗り入れができない

今回いちばん大変だったのがこれです。
フリーサイトは車の乗り入れができません。駐車場とサイトのあいだを、荷物を持って何往復もすることになります。
助かったのは、キャリーカートが借りられることでした。我が家は2〜3台を総動員して、家族みんなで運びました。それくらいしないと終わりません。
荷物はできるだけコンパクトに。「これ本当に要る?」を出発前にもう一度考えておくと楽かもしれません
鳥ではなく、車の音で起きた

これは行ってみて初めて気づいたことです。
すぐそばを道路が通っているので、車の音が少し気になります。
キャンプ場といえば、朝は鳥のさえずりで目が覚める——というのが定番だと思うのですが、ここで私を起こしたのは車の音でした。もちろん鳥の声も聞こえるんですけどね。
山奥の静けさを求めて行くと、少し違うかもしれません。逆に言えば、それだけアクセスしやすい場所にあるということでもあります。
虫は多い。虫寄せ用のランタンが必須
自然が豊かなぶん、虫は多いです。とくに夜は、灯りに虫がどんどん寄ってきます。
対策として、明るいランタンをもう1つ持っていくのがおすすめです。虫は明かりに集まるので、自分たちの居場所から少し離した場所に置いておくと、虫がそっちに寄ってくれて、だいぶ楽になります。
前に書いたとおり、林間(土)サイトのほうが虫は多めでした。虫が苦手な方は、この点でも芝生サイトが無難だと思います。
我が家の明るいランタン(最近調子悪い)
バーチの川はこじんまり
場内の「バーチの川」は浅くて、子どもの水遊びにはちょうどいいのですが、こじんまりとしていて1家族くらいしか入れません。
「川で思いっきり遊ぶぞ」と意気込んで行くと、期待とは違うかもしれません。空いているタイミングで足をひたす、くらいの気持ちがちょうどいいと思います。

ぱぴちの川遊びエピソードはこちら

スタッフさんが、これまでで一番親切だった

最後に、これは書いておきたいです。
スタッフの方が、とても親切で、明るくて、丁寧でした。いろいろなキャンプ場に行っていますが、過去最高だったかもしれません。
設備がきれいなことより、こういう部分のほうが後から記憶に残ったりします。子連れ・犬連れだと何かと気を遣う場面が多いので、気持ちよく対応してもらえるのはありがたいことでした。
足をのばして「長門牧場」へ。犬OKで良かった

キャンプ場から車で行ける距離に長門牧場があります。ここが犬連れにとても良かったので、あわせて紹介します。
レストランのテラス席は犬OK
長門牧場のレストランは、テラス席なら犬同伴OKです。ピザ、カレー、サラダ、牛乳が楽しめます。牧場の牛乳はやっぱりおいしい。
ここでひとつ学びがありました。
まわりのわんこ連れの方たちが、みなさん「カフェマット」というものを持参していたのです。テラス席にさっと敷いて、その上でわんこが待機する。みんなとてもおりこうさんでした。
我が家はそんなものを持っていなかったので、クレートに入れていたベッドを引っ張り出してきて、なんちゃってカフェマットとして使いました。結果オーライです。
犬連れでテラス席のあるお店に寄るなら、カフェマットはあったほうがいいアイテムでした。次までに買っておきます
牧場でのお話

己の限界に挑戦するちびっこたち

広い敷地の中央に、牧草がつまれたタワーがあります。
ちびっこたちがよじよじ登って、己の限界に挑戦していました。
間近でみるとかなり大きいです。てっぺんまで登れた息子と娘、我が子ながら見事。
飼い主私は多分登れないです
また、柵の向こうに馬などがいて、足元の草をちぎってエサやりができます。動物との距離が近くて、子どもたちも大興奮でした。
ただ、近づきすぎると事故が起きます。
娘、スカートを食べられる
エサやりに夢中になった娘が、柵にぐっと近づいた次の瞬間。
スカートを食べられ、ヒョイと持ち上げられました。
もちろん号泣です😂
距離感、大事。ひらひらした服は狙われるので、動物とふれあう日の服装はご注意を
笑い話になったからよかったものの、小さいお子さん連れの方は「柵に近づきすぎない」を先に伝えておくといいかもしれません。

持って行ってよかったもの・持っていけばよかったもの
持って行ってよかったもの
- 冬用の上着/最低気温13℃。8月でも夜は冷えます
- 虫寄せ用の明るいランタン/少し離して置いておく。これは必須
- ロングリード/広い芝生を走らせてあげられます
- 犬用のおもちゃ/なぜか人間がいちばん盛り上がりました
持っていけばよかったもの
- カフェマット/テラス席のあるお店に寄るなら
- 荷物を減らす勇気/フリーサイトは車を横づけできません
おまけ:最近買ってよかったもの
以前はロゴスの焚き火台でBBQしていたんですが、みんなが食事をするテーブルとの距離があって、一人寂しく肉焼き係をしていました…ユニフレームのバーベキューコンロを買ってから、肉を焼きながらみんなでテーブルを囲むことができるようになって大満足!!
姫木平ホワイトバーチキャンプフィールド まとめ

標高1,300m。夏の犬連れキャンプで標高を味方につけるという狙いは、しっかり当たりました。
日中は日差しに当たるとそれなりに暑いものの、下界の猛暑とはくらべものになりません。夜は上着が必要なくらい涼しく、犬たちものびのび過ごせました。
駐車場からの荷物運びは大変でしたし、虫も多く、朝は車の音で起こされました。それでもホタルや鹿、エゾゼミに出会えて、2晩つづけて花火まで見られて、2泊目には広い芝生を独り占め。むしろ贅沢な2泊3日だったと思います。
犬連れ・子連れで夏の高原キャンプを考えている方には、おすすめできるキャンプ場でした。
ぷぅ〜…(また すずしいところ いこうね)
ぱぴちこんどはもっと はしりたい!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました🏕
料金や営業日は変わることがあるので、おでかけ前に公式サイト・予約サイトで最新情報をご確認くださいね。


Written by
たら
きれい好きなキャンパー。ぱぴちのお世話係。お出かけ好き。
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