【乗鞍BASE いがやレクリエーションランドレポ】春の高原アクティビティ満喫!強風に泣いた1泊2日のキャンプ体験【犬連れ&子連れ】

強風に煽られるテントとぽぽち
たら

こんにちは、ぽぽちとぱぴちの飼い主・たらです。

2025年のゴールデンウィーク、家族4人とぽぽち&ぱぴちで
長野県の乗鞍高原にある「乗鞍BASE いがやレクリエーションランド」へ春キャンプに行ってきました!

今年初キャンプということで、
標高1500mの高原でアクティビティを楽しみながら、乗鞍岳を眺めつつのんびり過ごす——
そんな理想を胸に、ワクワクしながら出発しました。

……ところが、現地で待ち受けていたのはまさかの“爆風&極寒”キャンプ😂

強風で火がつかない、寒さで震える、テントが鳴り響いて眠れない——。
自然の厳しさをひしひしと感じた、なかなか過酷な1泊2日となりました。

それでも、マウンテンバイク体験や地元グルメ、日帰り温泉などのアクティビティは大満足!
家族の絆も深まったキャンプになりました。

ということで今回は、そんな予想外の展開も含めて楽しんだ乗鞍キャンプの様子をレポートします!
これから訪れる予定の方の参考になればうれしいです。

景色は最高でした
CONTENTS

乗鞍BASE いがやレクリエーションランドってどんなところ?

長野県松本市、標高約1500mの乗鞍高原に位置する「乗鞍BASE いがやレクリエーションランド」は、 家族連れやアウトドア初心者でも気軽に楽しめる高原キャンプ&アクティビティ施設です。

空気が澄み渡る高原には遊具や多彩なアクティビティが揃っていて、 幅広い年齢層の子どもが思いっきり楽しめる作りになっています。

また、ペットOKのキャンプ場なので、犬連れの我が家にとってもぴったりのロケーションでした!

乗鞍BASE いがやレクリエーションランドの基本情報

料金

シーズンによって料金が変動します。

またキャンプエリアは以下の3種類から選べます。

  • オートキャンプサイト:車を横付けできるキャンプサイト。各100㎡あり、ツールームテント➕タープでも大丈夫。
  • キャンピングカーサイト:電源も整備されており、車中泊派にも快適。
  • 乗鞍岳大展望サイト:車の乗り入れはできませんが、芝生の広場からは雄大な乗鞍岳を一望できます。
乗鞍岳大展望サイト
キャンピングカーサイト

どのサイトも手入れが行き届いていて清潔感があり、自然の中でのんびりと過ごすにはぴったりのロケーションです。

※料金はシーズンによって変動します。最新の情報はキャンプ場予約サイト「ナップ」でご確認ください。

ちなみに我が家は
・基本利用料 6,000円(大人500円✖️2、子供500円✖️2込み)
・アーリチェックイン 1,000円
合計で 7,000円 かかりました。

アクセス

・松本I.C.より車で約1時間。

たら

「乗鞍BASE」または「松本市安曇3994-21」でカーナビ検索すると、すぐ目的地セットできます!

公式ホームページ

手が届きそうな満天の星 山遊びの...
手が届きそうな満天の星 山遊びの前線基地 乗鞍BASE(のりくらベース)【公式サイト】 北アルプス・乗鞍岳を望む標高1500メートルに位置する乗鞍BASEは、体験型のアクティビティーとキャンプサイトを併設している施設です。スリル満点のアドベンチャーパーク&...

実際に行ってよかったポイント

体験できるアクティビティが豊富!

自然の中で体を動かすアクティビティが充実しています。
年齢制限や身長制限があるアクティビティもありますが、遊具がある広場もあり、幅広い年齢の子どもが遊べる環境が整っています。

以下、ホームページより。
アドベンチャーパーク
 森の中に張り巡らされたアスレチックは、地上9メートルにも達するスリル満点の樹上コース!
 ジップラインや空中ブランコなど、全19エレメントで思いっきり体を動かせます。

・マウンテンバイク
 乗鞍高原をぐるっと走れるサイクリングロードは、ギア付きマウンテンバイクで快適にクルーズ。
 坂道もベンチで休憩しながら、無理なく楽しめます。

マレットゴルフ
 専用クラブとボールを使って、自然の地形を活かしたコースでプレイするマレットゴルフ。
 シンプルながら奥深く、大人から子どもまで気軽に遊べます。

・サップ&シャワークライミング
 夏限定で体験できる水遊び系アクティビティ。
 渓流を登ったり、SUPで湖上を散策したりと、清流ならではの気持ちよさを満喫できます。

たら

我が家はマウンテンバイクを体験しました。

むすこ

体の色が綺麗な鳥を見つけたよ!

むすめ

楽しかった〜!次来た時はアドベンチャーパークやりたい!

カフェでご飯が食べられる

管理棟に併設されているカフェシヨン

地内には「カフェ シヨン」が併設されていて、お昼ご飯はここで食べました。
長野の名物である果物を使用したリンゴジュースやぶどうジュース、おやきがあり、地元の味を楽しめるメニューがありました。
カレーやパスタ、パンも注文したのですが、どれも美味しく大満足でした。
普段はテント設営でバタバタして、お昼はお弁当や軽食で済ませがちなのですが、 今回はキャンプ場でゆったりと美味しいランチを味わうことができて、ちょっと贅沢な気分になれました。

ハンバーグカレー
カルボナーラ

もちろん場内ペットOK!乗鞍岳を見ながら散歩できる

ペットOKのサイトで、禁止エリアも特になく、気軽に連れていけます。
自然豊かな場所だけど、手入れがしっかりされているので安心して自然を楽しむことができます。


乗鞍キャンプレポート|1泊2日の流れでふりかえる!

DAY1

春の高原に到着!まずは散策からスタート

散歩中のご満悦なぽぽち

澄んだ空気と残雪の乗鞍岳、そして満開の桜が出迎えてくれました。
住んでいる場所とはまるで季節がひと月ずれたような風景に、春をもう一度楽しめた気分です。

しかし、すでに風はかなり強めで、場内を歩いていると帽子が飛ばされそうな瞬間も。

まずは、ぽぽちたちの散歩がてら場内を散策。
広場にあるアスレチック遊具や、ジップライン、マレットゴルフ場など、気になるスポットをひととおりチェックしました。
体験しようと思っていたジップラインは身長制限と年齢制限があり、我が家の子どもたちは保護者同伴が必須とのこと。
足を療養中のため断念し、次回のお楽しみにすることに。

たら

なかなかハードそうなアクティビティでした‥!

ぱぴち

次に来た時、ぱぴちもやってみたい!!

カフェシヨンでお昼ご飯。ほっと一息

チェックインまで時間があったので、場内に併設されている「カフェ シヨン」で早めのランチをとることに。

おやきや地元産のりんごジュースやぶどうジュースなど、長野ならではのメニューがずらり。
どのご飯もおいしくて、大満足でした。
テント設営前にこんなに落ち着いて食事を楽しめるなんて、ちょっとした贅沢気分です。

テント設営。風にあおられて大ピンチ?!

アーリーチェックインして、サイトに移動。
いざ設営!……と意気込んだものの、風が予想以上に強く、仮ペグで立てていたテントが突風で飛んでいくアクシデント発生。

幸い破損などはなく、急いで風向きを考えながら再度設営をし直すことに‥。
風を気にしながらの設営になったので、思ったよりも時間がかかりました。
設営の経験値が試されるような時間でした。

マウンテンバイクで森の中へ

息子の希望でマウンテンバイク体験に挑戦することになり、家族全員でヘルメットを装着して森の中へ出発。
おすすめされたのは、乗鞍岳を眺めながら森の中を走れる、所要時間およそ1時間のコースです。

コースの途中では、羽の色が鮮やかな野鳥に出会ったり、白樺の木々の隙間からやわらかい光が差し込んだりと、日々の忙しさを忘れるような穏やかな時間が流れていきました。
子どもたちも「たのしかった〜!次は違うコースも行ってみたい!」と満足そうな様子。

コースの序盤の上り坂はきついですが、休憩できるベンチがあり、休みながらサイクリングを楽しめます
水芭蕉が咲いていました

帰りには再びカフェシヨンに立ち寄り、濃厚なミルクソフトクリームでひと休み。
疲れた体にしみわたる、嬉しいご褒美になりました。

日帰り温泉「湯けむり館」へ

汗を流しに向かったのは、車で数分の場所にある「湯けむり館」。

ここの温泉は硫黄泉で、「これぞ温泉!」という香りがたまりません。
露天風呂からは乗鞍岳の山並みが望めて、静かな空気の中、身も心もじんわりと温まりました。
冷えた体が解凍されていくような感覚で、まさに癒しのひとときでした。

湯けむり館

  • 営業時間:9:30~21:00(入館最終受付 20:00)
  • 定休日:火曜日(他の休業日は営業カレンダーを要確認)
  • 駐車場:無料
  • 利用料金:
    • 大人 800円(中学生以上)
    • 小人 400円(3歳以上小学生以下)
  • 住所:長野県松本市安曇4306-4
  • 公式サイト:https://yukemurikan-norikura.com/

強風による寒さに凍えながら、夕ご飯

キャンプ場に戻って、夕ご飯の準備開始。
この日のために新しく導入したユニフレームのユニセラという卓上コンロでバーベキュー&豚汁とご飯の予定でした。
……が、ここで風がさらに強まり、火起こしが難航。

ご飯と豚汁だけ先に出来上がり、火おこしをしながら豚汁で体を温めます。
新兵器ユニセラも、炭の量が少なかったのか火力が足りず、何度もチャレンジしてようやく火がついたころには、ご飯も体も冷えひえに‥。

そんな中、体を温めてくれたのは豚汁でした。
「豚汁、作っておいて本当に良かったね」と家族でしみじみ。

最後は焚き火で体を温めて、冷えた夜をゆっくり過ごしました。
強風のキャンプがこんなに手強いとは……自然の厳しさを実感した一日でした。

お兄ちゃんに温めてもらっているぽぽち

テントが鳴り響く眠れない夜

夜になっても風は収まらず、「ゴォォォ……」といううなり音が響き、テント全体がバサバサと揺れ続けていました。
吹き止まない風の音に、なかなか寝つけないまま時間だけが過ぎていきました。

そんな中でも子どもたちとぽぽちはぐっすり。
ぱぴちは風の音が怖かったのか、時折吠えて不安そうな様子でしたが、しばらく撫でていたら落ち着いて、そのまま足元でくるんと丸くなり、ようやく眠りについてくれました。

強風と寒さに試されながらも、乗鞍高原の自然や温泉、アクティビティをぎゅっと味わえた1日目がこうして幕を閉じました。

満点の星空。スマホでの撮影ですが、星が映っています
DAY2

ぽぽち行方不明?!寝不足の中、撤収作業

朝6時。
テントに異常がないか、見回すとぽぽちの姿がありません!!
しっかりテントのチャックは閉めていたし、そんなはずはないとぽこを起こして捜索‥
すると息子の寝袋の奥の方で寝ているぽぽちを発見!
自分で潜り込んで温まっていたようです。

ぽぽち

ポカポカでよく寝られた〜

たら

脱走してなくてよかった‥!!

その後朝ごはんを食べて撤収作業。
子どもたちも撤収作業を手伝ってくれて、早めに終えることができました。

DAY

松本市内へ、ご当地グルメで締める

10時ごろにチェックアウトして、そのまま松本方面へ車を走らせました。
向かったのは「そば処 松花」です。

注文したのは、名物の「山賊焼」とお蕎麦のセットです。
どれを食べても美味しい!
今回立ち寄るのは3回目なのですが、何度行っても山賊焼のボリュームに驚きます。

「寒さと風に鍛えられたキャンプだったけど、最後に温かくて美味しいごはんで締めくくれてよかったね」と家族みんな大満足で、今回の旅を締めくくりました。

そば処 松花

“焼肉係の孤独”を卒業!ユニセラ導入レビュー

今回、我が家が新しく導入したのは、ユニフレームの「ユニセラ」。
実はこれまで、BBQはロゴスの焚き火台を使っていたのですが、焼肉担当の私はいつも少し離れた場所でひたすら肉を焼いていて、家族団らんからやや孤立気味でした。

たら

ちょっと寂しい

「もっと家族で一緒に囲んで楽しめるスタイルにしたい」と思って選んだのが、卓上で使えるユニセラです。

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……が、今回はまさかの強風。火起こしは難航し、火力も安定せず、正直「ユニセラを使いこなせた」とは言いがたい状況でした。
それでも炭が安定してからは、テーブルを囲んでみんなで焼きながら食べられたのが嬉しくて、「導入してよかった!」と心から思えました。

難点を挙げるなら、網のサイズは家族4人で使うにはやや小さめ。
今回のお肉が大きかったこともあり、焼き待ちの時間が少しできてしまいました。
ただし、どの場所で焼いても火力にムラが少なく、焼きやすさは抜群。
しかもロゴスの焚き火台よりコンパクトなので、収納も場所を取らず、洗い物もぐっと楽になりました。

強風の中での使用にはまだまだ慣れが必要ですが、家族でコンロを囲むという目的はちゃんと果たしてくれたユニセラ。
次回は風のない日に、じっくりその実力を試してみたいです。

飼い主

次回に期待!

乗鞍BASE いがやレクリエーションランド まとめ

帰り際に撮った満開の桜とぱぴち
  • アクティビティがたくさんある
    子供だけでなく大人も楽しめる
  • 犬連れOKでのびのび過ごせる
    広々サイト&散歩もしやすい
  • 清潔なトイレで設置されているトイレットペーパーがダブル
    女性や子連れにうれしい
  • 指定ゴミ袋でごみ処理OK
    荷物が多くても助かる
  • カフェでご飯が食べられる
    地元の食材を堪能できる

強風&極寒に見舞われた乗鞍キャンプ。
景色がいいのはもちろんのこと、アクティビティが充実していて、普段体験できないことができるいいキャンプ場でした。
ただ、炊事場は水しか出ないので、寒い季節に訪れる方はそこだけは覚悟してください!


アクティビティ、温泉、ご当地グルメ……天候さえ味方につけばもっと快適に楽しめるポテンシャルのある場所でした。

次回こそは青空の下でリベンジしたい!!

たら

気になる方は、ぜひ公式サイトで最新の情報をチェックしてみてくださいね。

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